虫垂腹膜炎(盲腸)になって緊急手術した体験談。入院期間や費用も

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虫垂腹膜炎になった体験談

私は、20歳位の時に盲腸(虫垂腹膜炎)になりました。

結構前のことなので曖昧な部分もありますが…。当時の日記をもとに、体験談を書いてみます。

 

治まらない原因不明の腹痛

盲腸発覚の1週間程前

それはある夏の暑い日です。

何となく下腹部に違和感がありました。しくしくする感じ。

まあこれは直接関係があったのかわかりませんが…。

 

盲腸発覚3日前

そして、それから数日後。下腹部が痛くなりました。

どんな種類の痛みかというと、私は「下痢の痛み」でした。

 

でも、下痢の時は当然下痢が出ます。そしてトイレにこもって、ある程度出したら治まります。

ですがその時は、下痢のような痛みなのに特に下痢は出なかったんですよね。

こんなことは初めてでした。

 

盲腸発覚2日前

下痢のような痛みだけど下痢では無い。

ならば子宮かな?と子宮系の何かを疑った私。次の日産婦人科で見て貰いました。

結果は異常なし。

 

でもお腹の傷みは取れません。その日1日も下痢のような痛みが続き、何度もトイレに行ってはでも何も出なくて…を繰り返してました。

それでもまだ、痛みもそこまでひどくなく。様子を見ていました。

 

(この段階で他の病院にも行ってしっかり見て貰えば破裂まではしなかったのかな…と少し後悔しています。)

 

盲腸発覚1日前

そして更に次の日。この日は休日で、病院がやっていなかったため変わらず様子を見ていました。

ですがこの辺りで「どうも様子がおかしい」と実家から母を呼び、泊まって貰いました。

(当時大学に通っていて、家から2時間程の場所で1人暮らしだった。)

 

夜になって、どうしても傷みが我慢できなくなって、タクシーで救急病院へ。

そこでもやっぱり原因不明。

婦人科は昨日行ったけど何もなかったとは伝えたものの、「婦人科だと思うので明日婦人科に行ってください」と言われ、とりあえず痛み取りに筋肉注射をされました。

 

盲腸発覚

その次の日。婦人科に行くよう言われてましたが、婦人科は一昨日行ってるし…と思い、総合病院の内科へ。ここなら傷みの理由がわかる科に回して貰えるかな?と思ったのです。

 

そこでエコーをすることになり、原因がわかりました。

虫垂炎(盲腸)でした。

盲腸
1.大腸のはじめの部分で、小腸と接続した盲管。
2.俗に、盲腸の下部にある虫様突起。また、盲腸炎。

この盲腸、移動するものらしく…。私の盲腸は、「子宮の近くにあり見えにくかった」とのことでした。

 

大きい病院に緊急搬送。そして、即手術

そこからは急遽大きい病院へ移動。前日に母に来て貰っていて本当に良かった。

 

大きな病院についたらベッドに寝かされ、周りに看護師さんが集まってきて慌ただしく手術の準備が始まりました。

当時大学生だったからか、時間がなかったのか、詳しい説明は私にはありませんでした。

 

盲腸の手術といえば剃毛!!私もされました。全部剃るのかと思ったら、おへその下の上の方だけでした。(冷静に考えたら全部の訳ないですよね)

 

そして、その数日前にスカルプネイルをつけていた私。

(こういうのですね。)

これを手術前に外すように言われました…。

花火やフェスetc…夏のイベントのために気合入れてつけた1万overのネイルをたった数日で外すのか… ( ;∀;)

 

まあそれは仕方ないんですが。命にかかわることなので。

でもこのスカルプネイル。外そうと思ってもなかなか外れません。雑な私が普通に生活してて外れない位なので。

普段はネイルサロンで専門の液につけて外して貰うんですが、緊急手術前でそんなもの当然ありません。爪やすりすらありません。病院にあった爪切りでとりあえず自爪サイズに切って、無理矢理剥がそうとしたけど剥がれず。なので手術直前までこの爪を外そうと格闘してました。

 

そして、病院側の準備が終わったら手術です。爪は結局1枚しか外れませんでした。

緊急手術でしたが、色々準備時間はありました。でも、私は全然気持ちがついてきてなくて。現実かどうかわからない感じで興奮したまま、あれよあれよという間に手術の時間になっていました…。

母に「私が死んだらPCと携帯だけは何もデータを見ずに捨ててください…」と言って、医者に「いや、死なないからw」と突っ込まれつつベッドのまま手術室へ。

 

手術室では、先生に「10数えますよ~」と言われました。TVで見たことあるやつだ。

そしてものの数秒で私の意識は遠くなりました…。

 

盲腸の手術後

何か、現実か夢かわからないような夢を見ることってありませんか?

そんな感じで、夢か現実かわからないまま目が覚めました。

 

すると、病室で寝ていました。横には両親。

肌着を身に着けていた筈なのに、いつの間にか脱いでいておしっこの管が通っています。お腹からも大きな管。

お腹の傷みより、喉の傷みが気になったのをよく覚えています。(全身麻酔をすると呼吸が止まる可能性があるので、喉から管を入れるようです。それの痛みだそう。)

どうやら、手術は無事成功したみたい。4時間位かかったんだったかな。

因みに付き添いの親は、摘出した盲腸を見ることが出来たそうです。(見たくないけど、ちょっと気になる。)

 

虫垂腹膜炎だった私の手術

盲腸はお腹の3点に穴をあけ、そこから腹腔鏡手術(2点からカメラを入れ、1点から盲腸を取り出す)をするようです。痕が小さくて済み、回復も早いと言われます。

 

私の場合は「虫垂腹膜炎」でした。いわゆる「盲腸が破裂した」と言われるやつですね。

当初盲腸の腫れ(いわゆる普通の盲腸)だと思ってお腹を見たら、破裂していて急遽開腹手術になったみたいです。なので私のお腹には3点手術で開けた痕と回復手術の痕が両方残っています。

破裂すると、体に膿が飛び散り一気に危ない状態になるみたい…。

 

当時は軽いノリで「盲腸破裂してた~」ってな具合だったんですが。(先生もそうだった)

今ネットで調べてみると、盲腸が破裂するって大変なことなんですね。

先生と両親の間では厳しい話もされていたのかもしれません。

そりゃ親も心配するわ…。。生きててよかった。本当に。

 

術後の入院生活

入院なんて初めて、手術も勿論初めて。

「夜の病院っておばけが出そう」

レベルのことしか考えてなかったおバカな私が入院です。

 

麻酔が切れてくると、お腹の傷が痛みだしました。

「お腹は痛む」ものの、お腹の何が痛いのかわかりません。

先生曰く、「手術の傷」「体内の炎症」「炎症を収めるために体内から伸ばしているチューブ(ドレーン)」全てが痛くなるそうな。

 

ご飯を食べれるようになるのに数日(それも重湯からスタート)、おしっこの管も1週間位ついてたかな。お腹の細菌を抜くドレーンはもう少し長くついてた記憶があります。

初めての手術で親も優しく、看護師さんや先生もみんな優しい。

お風呂も一人では入れなくて、ずっと看護師さんにシャンプーをして貰ってました。

かなり至れり尽くせり。

 

しばらくはドレーンの管とおしっこの管がついた点滴棒が相棒。

自由に歩けるようになるまで、2週間以上かかりました。

 

あ、開腹手術をするとこんな至れり尽くせりな生活になる!と誤学習してしまったので、その後帝王切開で出産した際、同じ開腹手術なのに退院までスパルタでびっくりしましたw

 

下宿先のそばだったので実家も遠く洗濯物とかいろいろ不便だっし、何よりかなり暇だったので退院したいアピールをしてた結果、3週間程で無事退院することができました。

まあ7月末の手術・8月のお盆明けの退院だったので夏休みの予定は全部潰れましたけどね…。

 

入院・手術費用

私の場合、7月の最後の日の夜に緊急手術。

8月のお盆過ぎまで、20何日位入院していました。

正確な料金は覚えていませんが、払ったのは高額医療費限度額の値段×2月分でした。(手術が7月、入院が8月と2月にまたがったため。)

※高額医療制度は月ごとなので、月をまたぐとそれぞれの月で料金が請求されます。
私は7月の緊急手術も8月の入院もそれぞれ高額医療制限の額いっぱいだったみたいで、どちらの月も限度額いっぱいまでかかりました。

もし緊急手術が後数時間遅かったら、一月分でよかったのにな…とか思ってしまったり。。

 

その後

その後は特に悪くなることもなく、私も元気に生きてます。

 

あ、1度開腹手術をしたことで帝王切開時「癒着」していないか先生が気にされていました。

が、帝王切開も3回無事終了しています。

(多少の癒着はあったみたいですけどね。)

 

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最後に

「盲腸が破裂」「虫垂腹膜炎」、今調べてみると結構大変な病気のようです。

私もなかなか見つからなかった結果、結局破裂していて結構危なかったんだと思います…。

が、無事生きてます。今は元気です。

まあでも2度と経験はしたくないです。何回切っても、開腹手術は辛い。

 

私は「下痢のような痛みだけど、下痢とは違う」痛みでした。

下痢の時のように、出てくるような感じがしません。でも痛み方は下痢みたい。

こんな状態が数日続きました。

 

もしお腹が長く強く痛むなら、早めに病院に行ってくださいね。

私のように手術が遅くなって破裂して、大ごとになりませんように…。

 

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