我が家の愛犬が、今年の4月に亡くなりました。
半年以上経って、やっと少し受け入れてきたというか…。
今日は、愛犬がなくなった当時(4月頃)、心を落ち着けるために書いていたブログをアップします。
当時は公開できなかったんですが、我が家の可愛いわんこのことを記録に残しておこうと思いまして。
明るいブログではないですが…。
我が家の愛犬が亡くなりました。
我が家の愛犬が、先日亡くなりました。
10歳だったので決して若くはなかったんですが、こんなに早いとも思っていなかった。
今までお家でなくなった犬や猫は、15歳(大型犬)、18歳19歳(猫)と平均寿命を超える位まで長生きしたので、この子もそれ位生きると何の根拠もないのに思っていました。
それが、まだたった10歳。
何の心の準備も出来ていませんでした。
亡くなるまでは本当に早かった。
病院に連れていった時に病名を言われたんですが、
その症状を調べることすら怖くて出来ませんでした。
だけど犬がなくなって1カ月以上たち、四十九日を迎える前に、
大好きだった愛犬がここにいたということを記しておきたくてこの日記を書いています。
きっかけは亡くなる1週間前の日曜日。
犬の元気がありませんでした。
元々散歩にあまり行きたがらない犬でした。
散歩の気分じゃないのかなあ、と。
月曜日は食欲がありませんでした。
それでもおやつや、食欲がない時にあげていた缶詰は食べます。
普段は療法食オンリーで、あまりおやつなどはあげません。
火曜日も食欲はありませんでしたが、おやつや缶詰は食べるのでそれを与えていました。
そしてと水曜日。おやつも缶詰も食べません。
そして、急に立ち上がることが出来なくなりました。
これは流石におかしいと、翌日の木曜日に病院へ。
まさか、こんなに急激に症状が悪くなっていたとは思わず。
すぐ病院に行かなかったことを今でもとても後悔しています。
先生が犬の口をあけて、「これはすごい貧血だよ」と急遽血液検査をすることに。
その時に難しい病名を言われて。
私は軽くパニック状態だったので、病名のことは何と言われたか覚えていないのですが。
今思うと「免疫介在性溶血性貧血」だったのかな、と思います。
原因はわかりませんが、犬の貧血です。
「今日明日の命です」
と言われました。
でも、正直実感がわいていませんでした。
だって、元気はなかったけど何も兆候がなかったんだもん。
その日は一日中一緒に過ごしました。
旦那が休みで家にいたので、一家全員で家に居れました。
翌日、また病院へ。点滴をして貰いました。
「栄養補給に蜂蜜、ポカリがいいよ」と先生に言われたので、
帰り道、ドラッグストアへ。
犬が心配だったので、車に子供と犬を残したままポカリスエットとハチミツを買いに行きました。
(車に犬と子供を残したこと、今回は緊急事態だったので多めに見てください…。犬を1人にするのも心配だったし、子どもを連れて行くと時間がかかってしまうので。さっと買い物を済ませたかったんです。)
そして家に車で帰宅中。
ふと、犬が動いていないことに気が付きました。
私のことが大好きで、
私が何かしゃべる度に耳をピクッとさせたり
私のことを見ていた犬。
私は車の中でずっと子供と喋っていたので
ずっと私の方をみたり
耳をぴくぴくさせていました。
その犬が、私が喋っているのに動いていませんでした。
運転していたためずっと犬の様子を見れていた訳ではなく
いつから動いていないのかはわかりません
焦る気持ちを抑えて、動物病院へUターン。
もう、亡くなっていました。
私の馬鹿。
亡くなるってわかってたなら、病院なんていかずにずっと抱っこしていたらよかった。
蜂蜜もポカリもあげられなかったら意味がない。
何で買いにいっちゃったの。
いっぱい後悔しました。
今もまだ、苦しいです。
私の家には猫もいるんですが、この子は尿道が詰まりやすく、今まで「命の危険がありました」「危ない所でした」と言われたことが何度かありました。
だけど、その度に元気で帰ってきました。(犬より約1歳年上の11歳。今も元気にゴロゴロしてます)
この子以外にも3匹の犬がいるんですが、原因不明の下痢でやせ細って、もうダメだと思った犬もいます。
その子も復活して、それから3年以上生きています。
今まで飼ってきた犬や猫はみんな死因は老衰で、平均寿命を超えて生きててくれました。
(犬は大型犬なのに15年以上、猫は19年以上)
今までに病気で短命だった犬や猫を飼ったことがありません。
だから、私は「危ない所でした」という言葉に慣れてしまっていたのかもしれません。
「つい最近まで元気だったし」「まさか死ぬわけないだろう」「先生はきっと大げさに言ってるんだ」
そんな気持ちが全くなかったとは言い切れないです。
こんなにあっさり亡くなってしまうなんて。
その後はずっと泣いていました。
だけどどうしてもお顔が見れなくて。
母に「あなたが見ないで誰が見るの」と言われたんですけど、それでも怖くて。
旦那が帰ってくるまで愛犬と同じ部屋で待っていました。
帰ってきた旦那と、一緒にお顔を見ました。
死んだあと、すぐ姿勢を直したり、目を閉じさせてあげないといけなかったみたいですが、私は運転中で気付くのが遅くなり、車を止められるような場所もなく。
そして怖くて見れなくて、何もしてあげられませんでした。
目はうっすらと開いてましたが、いつもの爆睡してる時みたいな顔とポーズでした。
翌日、両親が犬を引き取りにきてくれました。
本当は私も立ち合いたかったんだけど、とても車を運転できる精神状態ではなくて。
子供3人乗せて万一のことがあったら大変だと止められたのもあり、今回は家でお別れすることにして、愛犬の埋葬は父と母にお任せしました。
両親の帰宅後、ラインのテレビ通話をつなげて貰いながら、埋葬の風景を見ました。
昨日、犬が亡くなったと聞いて父が掘ってくれた穴。
10年前、実家にいた犬の眠っている場所のお隣です。
そこに犬を埋めて。
土をかける時は昨日今日で一番泣きました。
八重桜がとてもきれいな場所でした。
これから、私は桜を見る度に大切だった愛犬のことを思い出すと思います。
まだ、家には猫もいます。他の犬もいます。
ずっと泣いている訳にはいかないんです。
だけど、私は今いる子たちが天寿を全うしたら、もうペットは飼わないと思います。
それ位、別れが辛過ぎた。
もっと細かく犬の病状に気付いてあげないといけなかった。
大雑把な私にはペットを飼う資格なんてない。
子供たちは犬の死をわかっているのかいないのか。
両親が犬を迎えに来てくれたので、犬は実家(子どもたちの祖父母の家)にいると思っています。なので
「おばあちゃんに犬を連れてきて貰えば?」と言っていたりします。
「天国に会いにいけばいいじゃん」と言います。
その度に「もう会えないんだよ」と訂正するのが、辛い。
赤ちゃんの時にお家に来た犬。
私のことが大好きで、ずっと私の後ばかりついてきてました。
他の犬はオヤツをくれる父の方に懐いていたけれど、
この子だけは父よりも私が大好きでした。
何があっても私と一緒にいてくれました。
1歳の時に子どもが生まれました。
パパになったけれど、体が小さいからか子どもより立場は下。
ずっと私に甘えん坊なのはかわらなかったけれど、子どもとよく遊ぶいいパパでした。
ありがとう。
くりくりお目目の可愛いうちの子。
ずっと大好きだよ。