ペット(犬猫)を飼っているのに子供に動物アレルギーが出た話
我が家は犬と猫を飼っています。
…ですが、1歳になる前の子供にに犬猫アレルギーが発覚してしまいました。
子どもにアレルギーが出たからといって、ペットと別々に暮らすことは出来ません。
その時にとった、我が家の対策を紹介します。
子どもが犬猫アレルギーだと判明したきっかけ
最初に、私の子供が動物アレルギーだと判明したきっかけです。
子どもは、生後2か月で出た乳児湿疹からずっと肌トラブルに悩まされてきました。
薬を塗ったり飲ませたり、保湿したり、色々対策をしてきたのに中々治らなくて…。
ステロイドでマシになって、また湿疹になって、と常に一進一退。
「こんなに続くのは、ただの肌荒れではなくアレルギーが原因なのでは?」ということになり、病院でアレルギーの検査をすることになったんです。
結果、アレルギー反応あり。
卵・牛乳などの食物と共に犬・猫の動物アレルギーだということが発覚しました。
その時、我が家は犬2匹と猫1匹を飼っていました。
家は2DK。ペット可能物件ですがそんなに広くなく、赤ちゃんとの完全な住み分けが出来ていたとは言えない環境です。
犬も猫も大事な家族。
子供にアレルギーが出たから犬猫を捨てるとか、そんなことは当然出来ません。
どうしたらこの2DKの部屋で、アレルギー持ちの子供とペットが住み分け出来るか考えました。
子どもの犬猫アレルギーの対策
生活環境を分ける
まずは出来るだけ生活環境を分けました。
当時住んでいたのは、上にも書いた通り2DKのアパート。
ダイニングと、リビングとして使っている部屋、寝室の3部屋しかありません。
なので完全に分けるのは難しかったのですが…。
とりあえず、寝室は犬が立ち入れないように柵をすることにしました。
寝室って、動物と子供の距離が近くなりやすいかな?と思ったので。
(気が付くと子供の側で犬猫が寝てたりする)
猫に関しては動きを制限できなかったので(柵くらいならジャンプで越えちゃうので)、部屋を隔離するのは諦めました。
掃除はしっかりと!
基本的にダラな私ですが、掃除をしっかりするようにしました。
私は過去大学時代に一人暮らしをしていた時、姫系の部屋が大好きでレースひらひら、ぬいぐるみ沢山、ピンクできらきらした小物に囲まれたぶりぶりの部屋を作っていました。
でも、その部屋で喘息になっちゃったんです…。
小物ってホコリがたまりやすいのに、掃除しにくくて。
それ以来、ホコリのたまりやすいぬいぐるみなどの飾りは苦手。
家具は基本的にシンプルな物で飾りは無し、小物はなるべく扉の中に収納して、ホコリを掃除しやすいように気を付けていました。
今回、息子がアレルギーになったことで、部屋をもう1度見直しました。
そして、少し置いてあったぬいぐるみやファーのラグ、クッションなどを断捨離し、更に掃除のしやすいシンプルな部屋を目指しました。
空気の入れ替えをする
掃除と共に気を付けたのが空気の入れ替え。
騒音問題で普段ほとんど窓をあけなかったのですが、たまに隙を見計らって開けるようにしました。
空気清浄機を置く
我が家は騒音問題があって、窓を開けて空気を入れ替えることがあまり出来ませんでした。
なので空気清浄機を新調しました。
上で書いたように私が大昔喘息になった時、部屋のホコリを気にするようになったんですが、その中でホコリ対策に効果をすごく感じたのが「空気清浄機」でした。
ペットを飼いだしてからは、アレルギーの原因と言われているペットの毛・ダニ・フケなどの対策として使っています。
愛用しているのはシャープ。何となく空気が気持ちよくなります。プラズマクラスターイオン最高。
ペットをお風呂に入れる
地面の近くで生活しているぺットたちは、体もホコリがついて汚れやすいようです。
アレルギーの原因といわれるフケやダニを予防するためにも、ペットはお風呂に入れてなるべく清潔であるように気をつけています。
病院で処方された薬を飲む・保湿する
動物側だけでなく、子供側で気を付けたこと。
息子の場合は、アレルギーということで病院から粉薬が出ていました。
その薬をちゃんと飲ませるとともに、同じく病院から貰ったプロペトでの保湿もしっかりしました。
動物アレルギーが発覚してから動物が大丈夫になるまで
私が動物アレルギーの子供にした対策は、上のこと位です。
元々検査で「犬・猫アレルギー」と結果が出たものの、実際犬猫といることでどれだけ体に影響が出ていたのかはわかりませんでした。
なのでこれがどこまで効果があったのかはわかりませんが…。
息子は1歳過ぎた頃湿疹がマシになっていき、2歳すぎからは湿疹とはほぼ無縁の生活をしています。(保湿は必要ですが)
そんな感じで、子供が大きくなるにつれアレルギーへの心配も弱まってきました。
同時にアレルギーと発覚した卵・牛乳(これは食べると口周りに湿疹ができたりしていた)も5歳を過ぎてからは大丈夫になりました。
ペットとも問題なく暮らせています。
こんな感じで我が家の場合は、時間の経過とともに動物アレルギーも大丈夫になったようでした。
理由は慣れ?よくわかりませんが。
ペットを手放さずに済んで、本当に良かった。
我が家はこうしてペットと赤ちゃんと一緒に暮らしました
最初、ペットアレルギーが発覚した時は「もうペットと一緒に暮らせなくなるんじゃ…」という不安がとにかく大きかった私。
ですが生活環境を改善することで、アレルギーのある子供でもペットと生活することが出来ました。
大事な家族であるペットを手放さずに済んだし、息子もペットと暮らすことが出来たし。
今は息子も犬猫が大好きで、犬猫に優しい息子を見ると「一緒に暮らせてよかった」と心から思うのでした。
ただし、上にも書いた通りこれは我が家の場合です。赤ちゃんのアレルギーが酷く、命に係わるような場合はこう悠長なことも言ってられないと思います。
それぞれのご家庭に合った、動物との生活方法を探してください。