猫のおしっこが出ない…。猫が膀胱炎になり、突然死寸前だった体験談。

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猫が膀胱炎になった!突然死一歩手前と言われた体験談

家の猫が膀胱炎になりました。

 

うちの猫と尿結石

うちの猫は、過去何度か尿結石が出来ています。

処置が遅れたため(たった1日半病院に行くペースが空いただけで)死にかけて30万円ほどかけて入院したり、色々あったので「尿結石」にならないようにすごく気を遣っていました。

 

なので、対策として尿結石になって以来ご飯はずっと尿結石の療法食。

少し値段は高いですが、どの病院の先生も「c/dを食べているなら尿結石の心配はないね」と言って貰える位、このヒルズのc/dは尿結石に効果的なキャットフードのようです。

勿論、これ以外におやつなどの間食は一切させません。ちょっとでも食べると、尿結石になってしまう可能性があるので。

それ位、尿結石には気をつけています。

 

なのに、今回久しぶりにおしっこが出ない…。

おしっこは2日出ないと命に関わるのは、過去の尿結石になった体験談で身に染みています。

(上のブログにも書いたけど、1日半でなくて入院コースになったうちの猫です。)

今日おしっこが出てないのかも?と思った時点で即病院に連れていきました。

 

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おしっこが出なくて病院に行ったら、膀胱炎でした。

おしっこが出ない理由は膀胱炎でした。

今回おしっこが出てない?と思って受診したうちの猫。

…というか、おしっこはしたと思ってたんです。トイレの前床に濡れた後があったので。それも結構沢山。

でも、変な所でおしっこしようとしたり(うちの猫はおしっこが出ないとトイレ以外の場所でおしっこのポーズをする)、普段行かない場所で休んでいたり、やたら甘えてきたり…と何となく様子がおかしいので念のため病院を受診してきました。

 

猫を見て貰って、まず触診をして貰ったんですが…

先生に「膀胱がぱんぱんだわ」、と。

うーん、やっぱりおしっこが出てなかったのか。。

トイレの前の濡れた後は嘔吐だったのかもしれないな。

 

治療としてカテーテル?を膀胱に通して詰まっている尿道を通し、貯まっているおしっこを出して貰うんですが、そのカテーテルがなかなか通らない。

何とか通して貰って、とりあえず貯まっているおしっこを抜いて貰ってきました。

 

出てきたおしっこを検査して貰った結果、「石はない」とのこと。

良かったー!尿結石のためにお高いフードを食べてるのに、これで尿結石になったらもう何をご飯にあげたらいいのかわからない所だった。

 

検査結果で、高かったのは血液の値。確かにおしっこに血が混じってた…。

過去、腎不全の一歩手前まで行ってしまったのですが、今回は腎臓はまだ正常だったそうです。よかった。

 

結局、診断は膀胱炎。

尿道のつまりは、血液もしくは炎症のせいだろうということになりました…。

血液か炎症が尿道で詰まってしまったとの予想です。

お薬を2種類貰って診察終了。帰宅しました。

 

実は、膀胱炎も2回目。前も尿結石ではなさそうなのにおしっこが出ない…ということがありました。

本当にうちの猫、尿道のトラブルが絶えないなあ…。

 

その日の夜、まだ様子がおかしくて救急病院へ

夜になって、まだ症状が改善せず、猫の具合は悪そうだったので救急病院へ。

また膀胱におしっこが溜まっていて、今度は「もう即入院レベル」「いつ死んでもおかしくない状況」と言われてしまいました。

 

昼間病院に行って、おしっこを抜いて貰った所だったのに…。

過去入院する程悪化した時と同じ。その時はチックや不整脈も出てたので、その時に比べたらそこまで悪化はしてなかったのかな。

 

昼間正常だった腎臓の数値が、半日でかなり悪化していたようです。。血液検査だと、悪い方向に結果が降り切れてる状態。

そのことが原因で、もういつ突然死してもおかしくないと。

ただ、まだ脈はぎりぎり正常で。でも予断は許さない、と。

とりあえず治療として、貯まっていたおしっこを抜いて貰った後、点滴で栄養と抗生物質・止血剤を入れて貰いました。

 

残念ながらこの救急病院は入院の設備がなく、営業時間の終了も迫っていたため一旦帰宅することになりました。

その時、「もし何かあったら深夜6時まで空いている隣県の病院に行くように」と言われています。

先生の話ぶりから、本当に少しの余裕もないような…。そんな状態を感じました。

 

次の日の朝、再び病院へ

診察を受けたのが深夜2時頃。

とりあえず悪化はせず、次の日まで様子は変わりませんでした。

なので朝9時すぎ、再び病院に診察へ行くことに。

 

ところがこの日は日曜日、いきつけの病院がお休み…。

日曜日に営業している動物病院はいくつかあるものの、どこに行けばいいのか全くわからなくて。大変申し訳ないのですがお休みのかかりつけ病院に電話して、病院を紹介して貰いました。

(私のいきつけの動物病院、本当にいい病院です…!後日お礼を言いに行かなきゃ。)

 

診察の結果。

尿道が細いけれども通るようになっていたので、もう1度尿道を通して少し貯まっていたおしっこを出して貰い、エサを食べてなかったので栄養+抗生物質の点滴を入れて貰うだけで治療が終わりました。

肝臓の数値とか、貯まっていた悪い物の数値とかは、おしっこが出ることによって自然と治まっていく物らしいです。

 

完璧に経過を見たいならしっかり入院して様子を見た方がいいのだとは思うけれど。

幸い私は殆ど家にいるし、様子をずっと見ていられるので、家で見ることにしました。

特にこの先生からは入院を勧められることはなかったし。

 

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膀胱炎の治療経過で、今度はおしっこが止まらないトラブル

2日目以降…おしっこが止まらない

その日以来、おしっこは少しずつだけど出るようになりました。

だけど膀胱が大きくなってしまった影響で尿意がわからなくなってしまったらしく、おしっこが駄々洩れ状態に。

何もしてなくても常にぽたぽたおしっこがぽたぽた漏れてくる状態になってしまいました。

 

家のどこにいてもおしっこをしてしまうので、家のあらゆる所が猫のおしっこまみれ。

暫くオムツをつけて生活することになりました。

 

5日目、やっと完治しておしっこが自分で出来るようになる

それから暫くはおむつ生活をしていました。

何度か膀胱炎、尿結石にはなったことがあるものの、このようにおしっこをコントロールできなくなったのは初めて。

「いつ治るのか」「ちゃんと治るのか」不安でした。

 

我が家の猫の場合、5日目にはお漏らしがなくなり、また自分でトイレでおしっこが出来るようになりました。

6日目に再度行きつけの病院に行きましたが、特に異常なし。

 

1度尿道が通ると、後はよくなるだけでした

過去尿結石が悪化した時もそうだったんですが。

おしっこが出なくて膀胱がパンパンになって、「腎不全寸前」「いつ突然死してもおかしくない」と言われても、一度尿道が通ってしまえば後は我が家の場合、よくなるだけでした。

 

実際夜間救急で「突然死寸前」と言われた今回も、それ以来は大した治療もなく(1度病院でおしっこを抜いて貰い、食事を取っていなかったので栄養の点滴をして貰っただけ)、それ以来は病院にもかかっていません。

 

今は尿道炎のことなんて忘れたかのようにめちゃくちゃ元気です!

もうすっかり元通り。

 

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最後に

おしっこが出なくなって「いつ死んでもおかしくない」と言われていた我が家の猫。

おしっこのつまりが取れると、他に大した治療をしなくても元気になっています。

それからもう1年以上たっていますが、元気です。

幸いそれ以降は膀胱炎にも尿結石にもかかっていません。

 

尿結石はフードで予防できるけど尿道炎は予防の方法がないらしく(トイレを清潔に保つ位)、これからも猫の様子を気にかけていこうと思います。

治療が遅れると遅れた分、お金もかかるし猫の命にもかかわります。「明日病院に行こう」じゃ間に合わない可能性もあります。

猫のおしっこが出ていない方、出来るだけ早く病院に連れていってあげてください。

 

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