家の子供は指差しが出来ず、発語もあまりありませんでした
私の子供は発達が遅れていました。
特に言葉の遅れが多く、2歳の時点で単語は数個。
指差しもしませんでした。
(因みに下2人は教えてなくても1歳になってすぐ指差しをするようになりました。これが一般的なんだなあ…。)
そのため市の発達相談に通い、「どうやって発語を促せばいいか」を相談し、それを実施してきました。
今回は子供に単語と指差しが出て来るように、どんなことをやってきたかを書いてみますね。
指差し・発語がない子供に言葉と指差しを練習させた方法
とにかく喋りかける!
発達相談で言われていたのは、とにかく子どもに喋りかけること。
「消防車が走ってきたよ」「ピーポー!救急車のサイレンの音がしてるね」「黄色いつみきだね」「猫さんねんねしてるね」ととにかく指をさして喋りかけました。(息子は自ら指差しをしなかったので、私が指差しをして説明していました。)
こんな感じで、子供が見ている物はなるべく言葉にしていました。
物の名前だけじゃなくて、色や形も言うようにしています。
「赤い お花 だね」「お空が 青いね」みたいな感じ。
遊びの時だけでなく、普段の生活でも「お風呂じゃぶじゃぶだね」「ごはんもぐもぐしようね」とか。
擬音を入れるといい、と言われたのでそれも実践していました。
テレビを一緒に見る
テレビは言葉が出なくなるからダメ!みたいに言っている所もよく見ます。でも私はこれ、見方の問題だと思っています。
私は、一緒に動画を見ながら「これは〇〇だね」「〇〇がきたよ」みたいに動画を見ながら話しかけることで、息子の中に蓄積されていったものはあったと思っています。普段私と2人っきりの生活じゃなかなか見せてあげられない物・教えてあげらない物をテレビで見せてあげられたので。
発達相談でも、「いいテレビの見せ方」だと言われました。
数字も動画で覚えました。そして3歳になる頃には、ABCやあいうえおの動画を見るのにハマり、アルファベットやひらがなを少しですが書いたり読んだりするようになりました。
また、テレビで童謡のDVDを流して一緒に歌ったりしていました。
図鑑で指差しの練習をする
図鑑で指差しの練習もしました。
といっても勿論大人用ではなく、子供用の図鑑です。
私が使用していたのは、こちらの本。
私が実際使用している物は恐らく廃版になったのかな?1つ前の物っぽいのですが。
(年季入ってぼろぼろですが)
こんな感じで、大きくてわかりやすい写真・イラストだったのでこの本にしました。
果物・野菜・色・車・動物など、ジャンルも色々あったし。
この画像のように、色んな絵や写真が載っているのでそれを指差ししながら
「りんご」「ぶどう」「バナナ」という感じで単語を教えていました。
指差しと言葉を一緒に教えることが出来て良かったです。
親以外の人と過ごす
わが家は基本息子と私2人での生活だった上、息子が1歳半~は2人目を妊娠中+足もなかったので、あまり児童館のイベントのような物には参加していませんでした。
そんな息子が言葉が増え出したのは、「里帰り出産で実家に帰った時」。たまたまそういう時期だっただけかもしれませんが、母親以外の人(祖父母)と田舎の空気にふれて外で沢山遊んだことや、田んぼに野菜を取りに行ったり普段できないようなことをさせてあげられたが良い結果になったのかもしれません。
児童館や保育園などで、同じ位の年代の子と遊ばせてあげられるような環境があるならば、是非触れ合わせてあげてみて欲しいと思います。
練習の成果はすぐには出ない、けれど蓄積されている
練習をしていても、すぐ目に見えて子供は言葉を喋れるようになったり・指差しが出来るようにはなりません。
私の子供は、ある日急に喋れるようになっていった感じです。
2歳になってやっと単語が出始め、3歳になって初めて2語文を喋れるようになった息子。
もうすぐ6歳の今は、喋れる言葉が沢山あります。
5歳でいわゆる「なぜなぜ期」にも入り、自ら言葉の意味を知りたがるようにもなりました。
難しい言葉や、1度説明しただけの言葉もよく覚えています。
遅くても成長はしていくので、焦らずに楽しく言葉の練習をしてみてください。